えっさ絵手紙通信 平成19年2月8日
発  行:第57号

北斎の絵手本

正月のNHKハイビジョンスペシャル「天才画家の肖像」で葛飾北斎を放映していた。その番組の中で、作家いとうせいこうが読み解く「絵手本」に興味を持った次第である。
北斎漫画は知っていたが「絵手本」ははじめて見た。見た瞬間「これは!」と感じたのである。
早速に北斎の絵手本をネットで検索し手に入れた。拡大コピーをして絵手本の雰囲気を直に感じた。見ればみるほどに描きたくなってくる。墨を磨り筆を持ち昂る気持ちを抑え描き始める。
バランスは崩れ、線は引きずり勢いは無く、全くお粗末な結果になった。何でだろう?何回も見比べて見る。また描く続けて描く・・・全体の雰囲気が自然に出てきた。北斎の絶妙なバランス感覚が絵の中にあることに気が付く。
一つ一つの絵の中から太いラインが見えてきた。骨格とでも云えばいいかもしれないが、えっさの勝手な解釈である。
北斎の絵手本を元に、小池邦夫との絵手紙通信にポストインした。この絵手本は本番前のウォーミングアップとして、何時でも取り出せる所に置いてある。

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